「ひとへに風の前の塵に同じ。」
「祇園精舎の鐘の声、・・・・」の平家物語の最後の文です。
桜の花のこの時期になるとよくこれを思い出します。
実母が好きだった花「さくら」
母の葬儀の時の説法で住職さんが言われた言葉です。
「綺麗な桜の花を見られるのも、人生で70回~80回です。」
「人によってはもっと少ないですよね。」
さらに言わさせていただきます。
「桜の花が綺麗」と思えるようになってから「綺麗な桜の花」を
「何回」見られますかね?
「人生は儚いものです。」
「どんなに綺麗に咲いて、みんなを喜ばしても、それは刹那です。」
「そして必ず最後は、風の前の塵と同じです。」
「人を恨むことなく、蔑むことなく、己の善業を全うしましょう」
その時は、意味をきちんと解釈できなかったかもしれません。
実母の葬儀という事もあり「心ここにあらず」それも相まったのかもしれません。
今は「歳を増すごと」にその言葉の意味が怖くなってきています。
自分で仕事を進めていく中でこの考えは大切にしているかもしれません。
そもそも自分は「仕事(建築業)が出来るだけで幸せを感じる」痛い人間です。
「幸せ=楽しい」ので「苦」になりません。休みがなくても、お金の問題も
「建築に携わっている」それだけで満足してしまいます。
そして自分が「現段階の最高のパフォーマンスを提供できれば幸せです。」
「嘘・偽り」のない業務ができれば!!
今、注意しなくてはいけないのは「社長という立場」ですよね。
従業員さんからしたら「社長が仕事しているのに・・・・」
と、無言の圧になってしまいますからね。
いやいやいや!趣味だから!好きだから!
勝手にやらせておけばいいんです!w
「好きな事が建築」だから仕方ないんです。
例えば「建築」は「仕事」と思う人でも自分は大好きになれます。
「ただ」趣味をきちんと楽しむ事が出来る人に限ります。
「趣味に集中できる人」は、それだけ
「仕事にも集中できる」と思っております。
その熱量を出せるならば「使い方」の問題ですから。
「使い方」は会社の上席者次第ですしね。
「この人、もったいないな・・・」
そんな風に思える人を何度か見た事もあります・・・。
もっと仕事を楽しもうよ!
もちろん、樂(らく)な事はないです、苦しい事、辛い事の方が多いのが「仕事」です。
でも「それを楽しむ事に変換」できれば、絶対にうまくいきますから。
「ゲームが好き」
「クリア」するために何度もチェレンジしますよね?
僕からしたら「苦痛」です、でも好きな人はそれが苦痛にならない。
「ギターが好き」
「あの曲を弾いてみたい」だから何度も練習するんですよね?
僕からしたら「苦痛」です、Fが押えられてもその後のコードチェンジができないから。
「趣味は楽しむ方法」を知っているんです。
ならば「仕事」も「楽しむ方法」を見つけてみましょうよ。
そして、それが出来るのは「会社」の後押しが必要なんですよね。
先日のセミナーでも言っておりました。
「肯定をする」「肯定の仕方」で「いろいろな事」が変わる。
自分の「生業」である
「住宅」で人は「育まれる(はぐく)」だから「住育」がなくてはならない。
とっちらかっちゃいましたね(;^ω^)
「ただ春の夜の夢ごとし。猛き者もつひには滅びね」
そうならないように、日々進化できるように上へ、上へを目指します!!
❝想いを徒然と・・・❞
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