通気について

「美しい装い」にするための〜通気〜

通気に対しては?
「外壁通気層」は「無」になります。

無くて大丈夫なの?

当社の仕様では「内壁から外壁まで、湿気は通すけど空気は通さない」という考えで材料を
選定しています。根拠として「壁体内結露計算」を行い結露が発生しない事を確認します。

「外壁通気」はこのように「規定」がしっかりしているので、各社さん対応をされています。

しかし・・・グレーゾーンがあります。

それが「屋根通気」です。

屋根断熱・天井断熱の工法の違いで大きな差が出ますが「屋根断熱」の場合は注意が必要です。
野地板(合板)の「透湿抵抗値」を考慮していての「屋根断熱」なら問題はないのですが…。

これらはいずれも「屋根からの雨漏り」ではありません。
屋根の通気がきちんと、とれていなかった為に起きてしまった

「結露による不朽」です。

基本は下記のようになるのですが、

屋根断熱の場合は湿気空気が「常時」断熱材の中を動くと「断熱性能の低下(断熱は静止空気にて性能発揮)で結露」してしまうリスクがあります。

「断熱性能値は静止空気」で計算されています。

断熱材の中の空気は動いてはダメなんです。
↑これは多くの工務店さんでグレーです…。

その時に排気がきちんと出来ないと右上の写真ような状況になります。