「美しい装い」にするための〜換気〜
高気密住宅は息苦しい!?
一時期、その言葉が流行りましたね。
そんな事を言っている建築屋さんは、もう一度「建築基準法」を勉強してもらいましょう。
「二時間に一回、建物内の空気を入れ替えなくてはいけない」という法律があります。
コンプライアンスをしている限り「息苦しい」事はありません。
で、問題になるのが「換気の方法」です。
①せっかく「暖めた空気、冷やした空気」を捨てるのはお金を捨ててる。
第一種熱交換器を使用します。(当社ではマーベックスさんの「澄家」)
②ダクトに頼るとダクト内のハウスダストが気になる
外気を本体に入れたら(熱交換したら)すぐにダクトレスで床下に吐き出す
ので、湿気空気がダクト移動しません。
③ダクトがないと空気が淀むのでないか?
その為の気密性能を0.3㎠/㎡以下。
計画的に空気が流れるようにする為にも、気密性能が必要です。
高断熱高気密にしているのは「原理原則」に基づいてです!
結局のところ身体的な「快適」とは何だ?
「夏、涼しい」「冬、温かい」ではない!
と思っております。
年間を通して「建物内が一定の温度・湿度で
保たれている事が大切」だと思います。
そのために必要な要素は
「高断熱」「高気密」「計画的な換気」です。
熱の移動の三要素はご興味のある方には
「放射冷却」これも知ると面白いですよ。