「美しい装い」にするための〜気密〜
①気密性が低いと「外の空気が室内に侵入する」ので断熱性能が下がります。
せっかく「暖めた・冷やした」空気を逃がしてしまう。
断熱材を沢山入れてお金をかけたのに無駄になってしまう
空気(熱)を逃がす=エネルギーロス=お金を捨てる
②気密性が低いと「壁体内結露」を呼びやすい。
そもそも壁体内結露を起こさない事を確認しているのか?結露計算を行い、結露が発生しない事を確認します。
施工不良が「あったとして仮定」し漏水してしまったとしても、透湿抵抗値の小さい材料、調湿効果の高い材料を使用し速やかに湿気を放出する造りです。
「高断熱と高気密はセットで整備しないと意味がない」
UA値・・・0.3W/㎡・k以下
C値 ・・・0.3㎠/㎡以下
上記を標準としている理由がそれです。
C値に関して、現在は国の指針はありません。(2.0以下、1.0以下だと高気密なんて言葉も・・・)
ただ劣化をしていくのがC値です、なので施工途中(気密工事完了時)に気密測定を「必ず」行い、
0.3㎠/㎡以下である事を確認します。
今までの実績では0.1~0.4㎠/㎡です。
ハウスメーカーさんがC値を出せない(公表しない)理由は「現場」と「システム」にあると思います。
気密工事は「現場で大工さんを始め、電気屋さん、設備屋さん、皆が協力しないと出せない」数値です。
「皆して造り上げる」それが不可能な
会社さんには難しい工程になります。