先日、住まいるLab.として住学さんのイベントに参加させていただきました。
当団体だけではなく、40年近い歴史を持つコミュニティの「アース21」さんも
参加の3団体合同イベントです。
アース21さんは、その歴史が物語るように基盤である「北海道」での高断熱・高気密化を
工務店として切磋琢磨してきた経緯があります。
我々は足元にも及ばない存在です。
そして当団体のDNAでもある住学さんの記念イベントである40回目に参加という意味。
それを思うと、なおさらに当団体の「おさなさ」が恥ずかしいです。
でも「千里の道も一歩から」ですからね。
新潟の住学さんの地元開催という事で、メンバーの方の施工事例を体感させていただきました。
リノベーションでここまで変える!
弊社も断熱リノベーションを施工させていただく事は多いですが、どうしても「基礎構造」に
手をいれる事の難しさ(予算や何処までやるのが正解なのか?)で悩むのですが、事例物件では
そこを完全に「正」に吹っ切りここまでの完成度まで持っていく。
自分も始めっからボルテージ振り切りです。
このメンバーでは「温熱は当たり前」です、リノベにおいての「構造の考え方」や「暮らし方」に
質問がいくのは当然の事ですね。
とてつもない「体験」をさせていただきました。

あら、有名人が写っております!!
その後は、自分も大変お世話になった鈴木さんの自邸を見学させていただきました。
インディゴを立ち上げた時に絶対に譲れない施工で「基礎の一体打ち」が自分の中にありました。
耐震等級3(許容応力度)で計算して鉄筋・コンクリートの強度はあっても「施工」に関する事が
ない。(もちろん鉄筋工事標準仕方書・コンクリート工事標準仕方書などの規定はある)
底盤(コンクリートの下端の平らな部分)と立上り(外から見える部分)を2回に分けて打設するのが
一般的なコンクリートの打設方法です。決して違法でもなければ間違いでもないです。
でも建築の勉強をすると「コールドジョイント」という言葉を習います。
打設に時間がかかりすぎる、コンクリートを分けて打設した場合に打ち継ぎ部ができる事を
コールドジョイントといいます。
「コールドジョイント=くっついていない」
という意味です。
過去に自分も沢山経験してきましたが「漏水」が発生する場所(鋼製型枠のセパも含む)や
ヘアークラック(有害度の低い割れ)やクラック、段差が生じるのは分けて打設を行った「打継部」
です。
構造計算したのに打ち継ぎ?
コールドジョイント?
それは本末転倒ではないのだろうか・・・・。
という事で譲れなかった施工です。
そんな話しを庄司さんというCAD屋さんに相談したら「丁度、数日後に鈴木さんが打設するみたいですよ!」と
教えていただき。無理を言って現場見学させてもらいました。
その時も「うわぁー、YouTubeで観た人だぁ」と恐れ多い対面でした(^_^;)
しかも、説明してもらっている時も「ここまで詳細を教えてくれるんですか!?」状態です。
「なんでも聞いてください!」で施工単価まで教えてもらいました。
もう憧れでしかない人の自邸です。

建物は洗練されすぎていて無駄がない。
「高価な物を高価に見せる」そんな考えが住学さんにはない。
鈴木さんの建物は物質に関しては「ミニマム」「ストイック」で心に関しては「カーム calm(おちつく)」なんです。
言葉では難しいんです「体感」すると「あっ、この空気感」というヤツです。
同日会場のエスネルの村松さんの会場にも行きたかった!!
そんなメンバーがゴロゴロといる「住学」さんは「すごい!」としか言えないです。
語彙力の問題かもしれませんが「すごい」んです。

あっ・・・
長岡市内の雪はこんな感じです。
新潟市内の雪・・・。
ほぼなかったです!
群馬の草津と高崎みたいな感覚です。

そして締めは3団体合同座談会&名刺交換会です。
約100名です。
各団体毎に発表があったのですが・・・。
Lab.は・・・。
数日前までスライド用意を考えていなかった(知らなかった(@_@;) )
となれば・・・。
所長のフリートークですよ!!
「あー、これがLab.だな!」
と納得のスピーチでした(*^^*)
Lab.が目指すモノ。
それは「数の力」です!
はい!それは「数で物事を力伏せ」することではありません。
「人の数だけ願いがある」
その着地点は「各々」みんな違います。
どれが正しい、だれが正しい。ではないんです。
自分が信じる考えでお客様と幸せになる。
そこには工務店の数だけ「正解」があるはず。
それが「正解」なんだと思えるように、多くの「数」で確認する。
血が濃くなってはダメなんです。そのためには「数」が必要なんです。
それがLab.の考えです。
4月よりhyggeの代表 渡辺さんより所長を譲り受け、2代目所長に
自分が就任させていただきます。
自分は発起人メンバーとして初代所長の渡辺さんが広げた「輪」「数」を
さらに広げます!!
ものすごいプレッシャーです。。。。。
でだ!
タイトルの「信長の野望」なんですがw
タイムキーパーであるLab.の菅原さん(当団体の唯一の「大人」ですw)がメンバーの
在籍県を一覧にしてくれたのですが・・・。
それが信長の野望の「勢力図」に似てる!となり、会場でもヒトワライあったんです!
ウチも!ウチも!と笑い声がでました。
住学さんから枝葉のように「コミュニティ」の発生、アース21さんが加われば「天下統一」は
時期になりそうです!
とーっても濃い時間を過ごさせていただきました。
住学さん、ありがとうございました。
アース21さん、ありがとうございました。
Lab.メンバーさんお疲れ様でした!
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