はい。
この言葉に「ぴん!」ときてしまった方は同世代かと・・・。
エヴァのレイの言葉ですね。
シーンの説明を・・・・。
いらない!?
じゃぁ「ぽかぽかする」のシーンの説明でもしますか?
えっ!?これもいらない(T_T)
着地点はどこ?
そんな入り方になってしまいました。
理由は・・・
この写真です。
生後一ヶ月も経たない「赤ちゃん」です。
僕の子供です!と言いたいですが・・・。
お客様の大切な第一子ちゃん。
写せませんが、この御夫婦の笑顔が「自分が求めるモノ」です。
約8年前・・・。たぶん、それくらい(;´∀`)
住宅屋さんを続けていて「このまま言われた事を続けている(お客様の御用聞き)工務店」では「生き残れない」
では何をしたら「生き残れる?」のだろうか?
「家を建てる人が求めるものはなんだろう?」
当時はそれを「知るすべも」「やり方」もわからなかったですし「正解」もわかりませんでした。
もちろん「生業」であり「慈善事業」ではないので、そこを踏まえた上です。
少し学びを始めると・・・。
「高気密」「高断熱」の「住宅を建てる事」が、何となく「正解」である方向はわかる。
でもそれには「わからないことばかり・・・。」
一つが解決すると、次の「何を求める?」が湧いてくる。
「性能」や「数値」は「がんばれ」ば自分が「求める」結果は出ました。
でも違う!なにかが違う!学べば学ぶほどに「違和感」が強くなるんです。
食べるために「高性能住宅」をやっている。
それが違和感だったんです。
なぜに高性能住宅が必要なのか?
それを説明する「想い」の問題であると・・・。
高性能住宅という「点」と、自分の過去の経験という「点」が学びを通して「線」になりました。
以前にも書いた記憶があるのですが、、、、
Facebookだっか?ブログだったか?前職の時だったか?
記憶が曖昧になっていますが、再度書きたいと思います。
自分の実母はもっと長生きができた。
それを自分が縮めてしまった・・・。
です。
実母はシングルの姉と孫と市営団地(コンクリートだけで断熱のない建物)に住んでおりました。
持病を持っており、年に数回は入退院を繰り返す・・・。
その費用負担は僕で結構な費用がかかる・・・。
そんな生活をしていたので「自分が建てた家に部屋が余っているから(そのための予備室)来てくれ!」
と何度か言いましたが「婿に出した子供の世話にはなれない!」という昔ながらの人間でした。
妻も義父も義母も「賑やかになるから!」でウェルカムだったのに・・・。
「建物が及ばす健康被害」を当時に自分がもっと知っていたら、引っ張ってでも連れてきたでしょうね・・・。
後悔は「先」に来ない。それを痛感しました。
母の部屋は「壁断熱のないコンクリート18~20cm程度の部屋」です。
自分の家は高気密・高断熱でこそないですが高気密「中」断熱程度の仕様です。
母はそのアパートで風邪をこじらせ、肺炎になり、お金がかかるから僕に悪い!と変な「我慢」をして
お医者さんに行くのが遅くなった、それに持病が併発し・・・。
最終的にそれから戻ることはなかったです。
当時「住宅」が及ばす「健康被害」をもっと理解していれば、結果は変わっていたかもしれない。
次は義父です。
義父は生まれも育ちも「伊香保」です。
若い時から左官職人をしており「ぜんそく」持ちでした。
妻と同棲する時の挨拶は今でも忘れません。
「もらってくれるのか!?」
「ウチのでいいのか?」
そんな「優しい父」でした。
流れてしまいましたが、妻が妊娠した時も「我が家の中で本人よりも先に父が気がつく。」
という優しい父でした。
妻の実家は無断熱の家。。。。
冬は寝ていても息が白い。そんな家です・・・。
布団の中は40度以上で室温は氷点下に近い・・・。
そんな呼吸をしていれば「肺に負担がかかる」のは当たり前ですよね・・・。
入籍する自分は「婿」になり。薗田姓をもらいました。
新築し妻・義父・義母と一緒に住む。
何があってもいいように「子供室を含む予備室を2部屋用意」しました。
実家の時は、冬の夜に咳き込んでいた父が我が家にきてそれがなくなり落ち着いた。
これが「建物」によるモノと知ったのは、自分が「高性能」を勉強してから・・・。
しばらくは楽しく過ごしておりましたが「義母の認知症」が進み、義母が施設へ・・・。
男はこうなると弱いですね。
「いがみ合うほど仲が良い」それが昔の職人夫婦です。
義母が施設に入ると義父もみるみる弱くなってしまい。
義母以上の認知が出てしまい、あわせて下の問題が出てしまい施設へ・・・。
施設に入所してすぐ「ぜんそくの発作」で病院へ入院です。
そのときは「しばらく大人しかったのにね」そんな知識でした。
病院で回復し、1週間後に再度施設へ・・・。
戻って数日で朝に緊急呼び出し・・・。
「ぜんそくの発作で・・・・」
それが原因です。
施設の方は我が家ではできない介護をしていただき感謝しかありません。
献身的な介護には本当に感謝だけです。
「施設の建物性能」です。
自分は「建築屋」です。
それなに・・・・・・・。
僕の責任です。
僕は「お医者さん」ではありません。
でも「大切な人」を二人も「おそらく」住宅の性能による健康被害がトリガーで
亡くしました。
自分が造る「住宅」がそれであってはならない。
自分の想いは「それが強い」です。
「家族を守る家」がそれでは困る。
自分が数値にこだわる理由はそれです。
自分にできるのは「数値」です。
動線や使い勝手はどうやっても自分は弱い。
だから、そこをスタッフに補ってもらってます。
そしてそんなスタッフも僕の家族であります。
年は上でも僕の子供でもあります。子供を守るのは「親」の責任。
スタッフが何処に行っても恥ずかしくないようになってもらう!
小さい会社の、小さい社長ですが、それが「僕のシゴト」であり天命です。
「何を求めるの?」
綺麗事かもしれませんが「僕の手の届く範囲」にいる人を幸せにしたい。
それです。
そして僕は・・・。
仲間と楽しい日々を過ごす!
本日、現調で仲間にご馳走になってしまった(*^^*)
スタッフには内緒ですよ!
だってこの「うな重」の値段・・・。
うなぎ3枚・・・
言えない(T_T)
さぁ!
明日はどんな風が吹く!!
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